――　今回の講演のポイントについて、お聞かせください。

篠原：『2015採用に活かせる採用手法』

採用時のミスマッチが引き起こす早期離職、もはや簡単にはできなくなってきた母集団形成、ナビやイベントだけでは出会いづらくなりつつある優秀な学生との出会い……。ご存じのとおり、2014採用で顕在化した採用上のさまざまな課題があります。その解決につながる具体的な手法をネオキャリアの実例を通じてご紹介したいと思っています。

「求める人物像はどう作ればよいのか」「就職サイト、イベントなどを通じた母集団形成のポイントは」「優秀な学生を惹きつけるために必要なことは」――そんな話題が特にこの時期多くなります。間もなくインターンを皮切りに本格スタートする2015採用を成功させるため、今採用担当者が考えておくべきことについて、何か一つでも参考になるお話ができればと思いますね。

『就活生の本音』

お金よりも社会貢献、草食系、ゆとり……。「学生が何を考えているかわからない」「とらえどころがない」という採用担当者の声もよく聞きます。どうすればそんな学生たちと向き合えるのでしょう。

ちょうど一年前の5月から、私は東京新宿に「就トモCafe」というスペースを立ち上げ、日々学生の「素」と向き合うことをはじめました。今では毎日100名程度の学生が来店し、着飾っていない「素」の状態の彼らとコミュニケーションを重ねています。そんな日常から思う彼らの本音についてご紹介したいと思っています。

――　貴社の強みや特徴について、お聞かせください。

篠原：学生の大手志向、安定志向がますます強まっているといわれる昨今。中小企業・ベンチャー企業にとって、採用難易度は高まっています。そんな中でも、ネオキャリアは独自の採用スタイルを取ることで、大手企業や外資系企業に内定が出るような学生を例年数多く採用しています。

会社の知名度はなかったとしても、しっかりとした戦略をたて、着実に実行していけば、どんな会社でも採用を成功させることはできるのです。その具体的な取り組みについてご紹介したいと思っています。

もちろんネオキャリアのやり方が正しいわけでも、正解なわけでもありません。やり方は企業の数だけあるわけですから。それでもネオキャリアの手法から、一つでも参考になることがあって、皆さんの会社の採用のお力になることができれば……。そんな思いを胸にお話させていただきます。

――　講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

篠原：中小企業・ベンチャー企業の人事・採用担当者の方々でも『実践しやすい』採用の取り組みを中心にお話していきたいと思っています。「あの会社は有名だからできるんだよ」「うちには無理だよ」と思われてしまっては、せっかくのお時間がもったいないですから。

現在の採用について課題を感じていらっしゃる方、よりよい形を模索されている方には特にお越しいただきたいですね。当日お会いできるのを楽しみにしております。ぜひご参加ください。