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特別講演[D-6]

アジアに最も近いグローバル人材育成拠点「オーストラリア」

市川智子氏
オーストラリア大使館 マーケティング事務所 商務官(教育担当)
市川 智子氏(いちかわ・ともこ)
プロフィール:クイーンズランド工科大学ビジネス学部大学院修了。民間の教育関連企業を経て、2004年より、オーストラリア大使館にて、オーストラリアと日本間の大学間提携や企業研修の立ち上げのサポートに携わる。

世界中の人々と交流しながら学ぶことができる

トラベル&コミュニケーションをテーマにさまざまな法人向けサービスを展開する、JTB法人東京。同社ではグローバル人材育成を目的とする海外研修プログラムを提供しているが、特に昨今はオーストラリアでの研修プログラムが人気を呼んでいると言う。そこで今回は、オーストラリア大使館の市川智子氏と、ビザ発給のサポート業務を手掛けるAOM Visa Consulting の代表の足利弥生氏の二人を講師に招き、オーストラリアで研修を行うメリットについての講演が行われた。

市川智子氏/講演 photoまずは市川氏が、なぜオーストラリアが海外研修先として注目を集めているかについて説明した。「オーストラリアは四人に一人が外国生まれという多民族国家で、アジア各国をはじめとする多くの国から学生や企業人が訪れている留学大国でもあります。つまり、単に語学を学ぶだけでなく、皮膚感覚として多様な価値観や異文化への適応性を身につけることができます。また、英語を母国語としない人々のアクセントのある英語も聞きとれる力も強化されます。グローバルに活躍する社員は、どの国や地域にいってもビジネスができる柔軟性と応用力が求められています。そのための研修先として、一つの国で世界を体験できるオーストラリアは最適です」

一方、送り出す企業側にとっても、「日本との時差が少ないため緊急時などにも対応しやすい」「治安がよく親日国でもあるので安心して送り出せる」といったメリットがあると言う。

さらに市川氏は、研修期間や内容について解説。「最短1週間から目的に応じたプログラムを選択できる」「ホームステイを通して実践的な語学力が身につく」「希望すればインターンシップを組み込める」と説明した。特にオーストラリアはインターンシップ環境が整備されているので、ぜひ活用してほしいと話す。

続いて足利氏が研修時のビザについて解説。「滞在期間が3ヵ月以内で就労予定がない場合は観光ビザでOKです。もっと長くなるときや就労を予定している時は学生ビザやワーキングホリデービザ、研修ビザなどを用います。年齢による取得制限などがありますが、条件さえ満たしていれば容易に取得できます」

最後にJTB法人東京の担当者が、今後もオーストラリアでの研修プログラムをさらに充実させたいとコメント。「どんな企業にとってもグローバル人材の育成は喫緊の課題でしょう。ぜひ弊社のプログラムをご活用していただければと思います」

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