人の採用・育成・マネジメントに携わる皆さまが集う、日本最大のHRイベント

『日本の人事部』は2011年2月16日(水)に、人事担当者の皆さまを対象にしたイベント、第6回「HRカンファレンス」を開催しました。今回のテーマは、「組織を活性化させる人事戦略 ～2011年版～」。当日は、238名もの方々にご来場いただき、盛況のうちに終了いたしました。

本イベントは、「基調講演」「特別講演」「情報交換会」の三部構成。冒頭の「基調講演」では、「『組織活性化』を問い直す：経営学習論・組織論の知見から」というテーマで、東京大学 大学総合教育研究センター 准教授、東京大学大学院 学際情報学府 准教授（兼任）の中原 淳氏にご登壇いただきました。講演は、「組織活性化とは何なのか」について考えることからスタート。つい安易に使ってしまう「組織活性化」という言葉ですが、改めて定義することで、参加された皆さまには多くの「気づき」があったようです。

続いて、企業戦略や人事コンサル、企業研修の専門家の方々が講師となり、三つのテーマに分かれて「特別講演」を実施。いずれの講演も具体的な事例や、職場ですぐに実践できるノウハウなどが詳しく語られ、参加者の関心を引いていました。

最後の「情報交換会」では、参加された皆さまの積極的に交流を図ろうとする姿が大変印象的でした。特に、普段接する機会が少ない異業種・異業態の人事担当者との情報交換は、多くの方々にとって、大きな刺激となったようです。

本レポートでは、各講演や情報交換会の内容についてご紹介いたします。