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講演者インタビュー

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美大・芸大は新卒採用の穴場 関西9美大・芸大は「新しいこと」を考え出す人材の宝庫

株式会社エム・シー・アンド・ピー モチベーションデザインカンパニー代表

中堂薗 哲志氏

これまでの新卒採用は文系・理系2つのルートで行われてきた。新たに美系ルートを取り入れてみてはどうか。美大・芸大生は企業を成長させる「新しい顧客価 値」を創造できる人種です。いわば次代の錬金術師。しかし美大・芸大生を戦略的に採用している企業は決して多くありません。ライバル企業がまだ気づいていないうちに採用を始めれば有能な人材を見つけやすく競争相手に差をつけることができます。まずは芸大生の「芸域」を知って採用方針を立てるのに必要な予備知識を得ていただきます。それには本講演に参加していただくのがよいでしょう。


クリエイティブな視野・発想を持つ、美大・芸大生のビジネスポテンシャルとは?

―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。

中堂薗:本講演では、採用ご担当者の皆さまが、これまであまりお考えにならなかったであろう、美大・芸大の新卒者の戦略的採用と活用方法についてお話しします。

美大・芸大生の新卒採用をおすすめする理由は、美大・芸大生が商品企画や開発をはじめ、企業の「メシのタネ」を創り出す仕事に向いているからです。既にどの業種・業界でも、人件費の安い諸外国やコンピュータと競争しなければならない仕事からは、企業を成長させる「新しい顧客価値」を生み出すことができなくなっています。経済は一部回復傾向にありますが、まだまだ長期低迷からは脱出できていません。しかし、卓越した企業はあります。それはなぜでしょうか?通常では考えられないクリエイティブな視野・発想で事業を展開しているからです。そのクリエイティブな視野・発想を持っている(素地がある)のが美大・芸大生であり、卓越した企業には必ずといっていいほど美大・芸大出身者が活躍しています。閉塞感の打破には不可欠な人材なのです。

なぜ、美大・芸大生がクリエイティブなのかと言うと、美大・芸大は他の一般大学にはない、創造力を養う唯一の教育機関だからです。その能力がなければそもそも入学できませんし、入学後4年間は徹底的に創造力と向き合い、勉学に励んでいます。特に注目いただきたいのは、芸大生のビジネスポテンシャルです。

―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。

中堂薗:当社は今年で創業31年目です。これまでに30人以上のデザイナー職以外での職種・仕事で芸大生を採用している実績があり、ビジネスクリエイター(企画営業)として活躍している姿を目の当たりにしています。いわば、自社で実践してきた経験があるのです。

さらには、関西にある9つの美大・芸大とは、キャリアセンターの職員とはもちろん、学生と最も近い立場にいる教授との強固なネットワークがあります。このネットワークがあるからこそ、企業の採用ニーズに適った新卒学生を見つけ出すことができます。これは、当社の大きな強みと言えます。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

中堂薗:これまで美大・芸大生を戦略的に採用したことがあったかどうか、講演に参加する前に、改めて考えてみてください。これまでは、知識労働者である学生の採用に、重きをおかれていたのではないでしょうか?

講演では、参加された皆さまに向けて美大・芸大生のビジネスポテンシャルや採用方針を立てるのに必要な予備知識を得られるよう、注力いたします。また、実際に当社をご活用いただいた企業さまの声や、これまでに実施した過去3回の講演実績も合わせてお話したいと考えています。近い将来、美大・芸大生を積極的に採用する企業が増えるはずです。それを見越して、今から準備されることをお勧めいたします。皆様の参加を、お待ちしております。

講演者プロフィール
株式会社エム・シー・アンド・ピー モチベーションデザインカンパニー代表
中堂薗 哲志氏(なかどうぞの・てつし)
(株)エム・シー・アンド・ピー、モチベーションデザインカンパニー代表。 同カンパニーにて美術・芸術系大学生新卒採用コンサルティングサービスを2012年4月より開始。並行して大学でのSD・FD教育にも注力。 これまでの略歴としては、1985年3月、大学卒業後、(株)リクルート入社。人材総合サービス事業部では、企業の新卒・中途採用・人材育成に携わる。

本カンファレンスに関するお問合せ
  • 日本の人事部「HRカンファレンス」事務局
  • 〒107-0052 東京都港区赤坂4-1-30 AKABISHI-2ビル
  • E-mail:hrc@jinjibu.jp
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