日本の人事部「HRカンファレンス2017-春-」 人の採用・育成・マネジメントに携わる皆さまが集う、日本最大のHRイベント
2017年5月16日(火)・17日(水)・18日(木)・19日(金)開催 [会場]大手町サンケイプラザ [後援]厚生労働省

講演者インタビュー

日本の人事部「HRカンファレンス2017-春-」トップ講演者インタビュー> 井上 陽介氏(株式会社グロービス グロービス・デジタル・プラットフォーム マネジング・ディレクター)インタビュー

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人事のデジタルシフト―勘や経験、暗黙知に頼らない、新しい人事・育成のカタチとは

井上 陽介氏 photo

株式会社グロービス グロービス・デジタル・プラットフォーム マネジング・ディレクター

井上 陽介氏

人事の新潮流として注目される「HRTech」。「HRTech」が導入されることにより人事はどのように変わるのでしょうか? 一方で、自社に取り入れることのメリットや意味はどこにあるのでしょうか。人材育成のグロービスが、テクノロジーを活用した学習メソッドや、データに基づいた人材開発の可能性について解き明かしていきます。また人事データとの連携構想なども紹介します。

―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。

AIやビッグデータ、クラウドなど、テクノロジーの目覚ましい進化は、人材育成の領域にもまた変革を与え、「HRTech」として、これまで抱えていたさまざまな課題を解決する可能性に大きな期待が持たれています。

一方でデジタル化の波が、人事領域に急速な変化をもたらしていることにより、これまでの人材マネジメントにも変革が求められています。「HRTech」の導入により、これからどのような視点を持てばいいのか、どういった取り組みを行なえばいいのか。グロービスが考える、今後のあるべき社会人教育の全体像をご紹介しながら、新しい人材開発の可能性について明らかにしていきます。

あわせて、グロービスが長年提供しているeラーニングと集合研修を組み合わせた反転学習プログラムの学習データ分析をもとにした、受講者タイプによる学習行動パターンの違いや、より効率的な学習を促すための仕掛けや支援の可能性などを、グロービスの新たなチャレンジ構想とともにご紹介いたします。

―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。

グロービスは1992年の創業より一貫して「経営に関するヒト・カネ・チエの生態系を創り、社会に創造と変革を行う」というビジョンを掲げ、その実現に向けて取り組んできました。

私が責任者を務めるグロービス・デジタル・プラットフォームは、そのビジョンのもと、最先端のオンラインサービスにより、全てのビジネスパーソンが成長し続ける機会を創出するために、2016年4月に立ち上げた組織です。

良質なビジネスナレッジ動画をいつでもどこでも学べる「グロービス学び放題」、ラーニングデータなどの一元管理を可能にしたラーニング・プラットフォームなど、デジタル・テクノロジーを活用したサービスをご提供しています。私たちはテクノロジーを活用し、ビジネスパーソンの人材育成における新たなビジネスモデルを創造し、お客さまに新しい価値を提供していくことを目指し、日々邁進していきます。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

テクノロジーの急速な発達は、採用・育成・評価・配置などの人事領域にも幅広く影響し、「HRTech」として注目されています。関心は高まる一方ですが、実用につながる手法についてはそれほど認識が及んでいないのが現状であり、重要な課題のひとつとして挙げられると思います。私たちグロービスは、長年培ってきた人材教育のメソッドをテクノロジーと組み合わせ、新しい教育サービスを創成するために力を尽くしていくことを決心いたしました。「人事のデジタルシフト」としてグロービスがご提供できることはなにか。具体例とともに、これからの人材育成の可能性について、ご来場の皆さまと明らかにしていきたいと考えています。

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講演者プロフィール
井上 陽介氏(いのうえ ようすけ)
株式会社グロービス グロービス・デジタル・プラットフォーム マネジング・ディレクター
消費財メーカーに従事後、グロービスにて企業向け人材コンサルティング、名古屋オフィス新規開設リーダー、法人部門マネジング・ディレクターを経て、デジタル・テクノロジーで人材育成にイノベーションを興すことを目的としたグロービス・デジタル・プラットフォーム部門を立ち上げ責任者として組織をリードする。

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