日本の人事部「HRカンファレンス2017-春-」 人の採用・育成・マネジメントに携わる皆さまが集う、日本最大のHRイベント
2017年5月16日(火)・17日(水)・18日(木)・19日(金)開催 [会場]大手町サンケイプラザ [後援]厚生労働省

講演者インタビュー

日本の人事部「HRカンファレンス2017-春-」トップ講演者インタビュー> 新潟 真也氏(メディア総研株式会社 取締役 東京事業部長)インタビュー

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高専(国立理系)の就職環境と採用手法について

新潟 真也氏 photo

メディア総研株式会社 取締役 東京事業部長

新潟 真也氏

新卒・中途採用に関わらず理工系(エンジニア・技術者)人材の採用に苦戦している企業も多いのではないでしょうか。有効求人倍率が20倍を優に超える採用難易度の高い高専生。同じく採用意欲とは裏腹になかなか採ることができない国立理工系大学生。本講演では彼らを採用対象とした事業を行うメディア総研が、データを元に就職環境とこれからの採用手法についてお話しします。

―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。

技術系の新卒採用を行ううえで、いま注目を浴びている存在が「高専」の学生たちです。少子化・理系離れが叫ばれるなかで、どのように優秀な技術系社員を迎え入れるか。本講演は、高専生の採用に課題を抱える企業だけでなく、高専のことをよく知らない企業の皆さまにも理解を深めていただける内容をご用意しております。

講演の主な内容としては、(1)高専とはどのような教育機関なのか(2)高専生を取り巻く就職環境について(3)高専生の採用手法 などです。

弊社は全国各地の理系採用企業とお付き合いしておりますが、「これまで採用したことのない高専生をターゲットに新卒採用を始めたい」「高専生の採用がうまくいかず手法について教えてほしい」など、多くのご相談をいただきます。

確かな技術力の維持向上のために、優秀な理系人材の獲得は必要不可欠です。多くの企業にとって、最も重要なテーマの一つではないでしょうか。高専生を対象とした採用支援企画を業界内でいち早く実現し、これまで数多くの企業をサポートしてきた弊社だからこそお伝えできることを、お話しいたします。

―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。

メディア総研は、これまで20年以上にわたり「企業・学生・学校」をつないでまいりました。特に「高専生のための合同会社説明会」や「理工系業界研究セミナー」は、10年以上にわたってご好評をいただいている理系採用企画で、採用企業の課題解決に一役を担っています。

また私は、営業担当として人材採用を計画する顧客(年間200社)との折衝業務を担い、また一方では、全国の教育機関に対する広報活動などのなかで教授や学生と多くの関りを持ち、第一線で当事者の声をキャッチアップしてきました。本講演にお集まりいただいた皆さまには、リアルな現場の声をお伝えしたいと考えております。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

前回の「HRカンファレンス2016-秋-」の開催レポートをご覧いただければ、その概要を確認することができますが、高専採用は一朝一夕に結果が出るものではありません。ただし、それは学卒や院卒の優秀な理系人材を採用する場合も同じことで、理系採用では不可避な課題です。多大な労力を覚悟しなければならない高専採用において、少しでも負担を軽減できる手法をご紹介するほか、高専そのものの理解を深めていただくためのポイントもご紹介したいと考えております。

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講演者プロフィール
新潟 真也氏(にいがた しんや)
メディア総研株式会社 取締役 東京事業部長
新卒採用支援を行うメディア総研で、主に東京エリアの大手企業を担当。メーカーを中心に採用支援企画を提案し、年間200社の採用に携わる。一方で全国の大学等では、就職支援ガイダンスの講師も多数実施。理系人材確保のためのサービスにおける企画責任者を務める。

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