日本の人事部「HRカンファレンス2015-秋-」 人の採用・育成・マネジメントに携わる皆さまが集う、日本最大のHRイベント

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2015年11月17日(火)・18日(水)・19日(木)開催 会場 大手町サンケイプラザ 後援 厚生労働省
日本の人事部「HRカンファレンス2015-秋-」トップ講演者インタビュー> 矢吹 博和氏(株式会社ラーニングプロセス 代表取締役)インタビュー

講演者インタビュー

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短時間で合意形成に導く!ポジティブアプローチを活用した視覚化ファシリテーション

矢吹 博和氏 photo

株式会社ラーニングプロセス 代表取締役

矢吹 博和氏

お客様の様々なニーズに応えるために、社内外の枠を越えた多様なメンバーによるプロジェクト型の業務が増えています。このようなプロジェクトでは、ビジョンの合意形成や認識の共有が不可欠です。
富士通、日産など大手企業も導入した、短時間で合意形成を行い、多様なメンバーとともに価値を作り出す「視覚化ファシリテーション」の手法をご案内します。

―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。

多様なメンバーでプロジェクトなどを進める際に、方向性の合意形成が不可欠であることは、すでにご存じだと思います。では、実際にどうやって進めれば合意形成ができるのでしょうか。当社では、大きく以下の四つのステップが必要だと考えています。

1.発散(アイデア出し)
2.関連付け(アイデアの組み合わせ)
3.キーワードの選択(論点の選択)
4.共感ストーリーづくり

最初のステップである「発散」についてご説明します。意見を発散する際に重要な鍵となるのは、「プロセスの設計」と「見える化ツールの活用」です。発散にあたってよく言われるのは、「自由に発言してよい」ということです。確かに大事な原則なのですが、発言の質が担保されず、思いつきの発言が、延々と続くことにもなりかねません。そこで、各自がまずアイデアを「書き出す」ことをお勧めします。(当社の手法である「視覚会議®」では、単語(キーワード)で書き出します)

「見える化」することで、自分の意見を客観的に見ることができ、実際に発言する際に最も良い単語を選んでから発言することができます。その結果、会議の議論の質が上がります。また、アイデア出しのサポートとして、視点表・観点表など提示しておくのも効果的です。(視覚会議ではヒト・モノ・プロセス・意味価値・五感の6観点のリストを提示しています)。「関連付け」「キーワードの選択」「共感ストーリーづくり」については、講演の中でご説明します。ぜひご参加下さい。

―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。

弊社は、「視覚会議®」という独自開発の「イノベーション創出のための問題解決手法」を専門に提供するコンサルティング会社です。具体的には視覚会議ファシリテーター派遣および養成、ワークショップ企画運営、イノベーション創出のための場づくりの導入コンサルティングを提供しています。

弊社サービスは、業種こそ製造業から製薬、サービス業までさまざまな企業に導入していただいていますが、部門としては、研究開発、知的財産、品質管理、新規事業開発、経営企画部門などが多くなっています。どの部門にも共通しているのは、未来に向けての企画やモノづくり・コトづくりに関わり、新たな価値を創造する部門であるということです。「イノベーションを継続的に創出するための仕組みづくり」のサポートが当社の使命でもあります。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

「視覚会議®」を導入することで、「解けないと考えていた問題について、短期間で成果を出し、行動に移すことができた!」という成功体験・成功事例を社内に創り出すことが可能です。これがイノベーション実現の第一歩です。

この成功体験・事例を横展開し、人財育成や風土改革に活かす仕掛け作りが、全社にイノベーション実現を広める鍵になります。時間短縮や全員発言など単なる会議運営の改善や、ロジカルベースの会議ファシリテーション手法を望むなら、当講演はニーズを満たしません。 解決すべき課題を持っている、方針が定まらないテーマを持っている、そんな事業部門長、経営者クラスの方々に、ご参加いただきたい内容です。

講演者プロフィール
矢吹 博和氏(やぶき ひろかず)
株式会社ラーニングプロセス 代表取締役
50分で合意形成させる視覚会議®の開発者。日産自動車、富士通、トレンドマイクロ他にイノベーションを起こす仕組みとして導入。日本初のハッカソン運営会社、株式会社HackCampの副代表も務める。

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