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日本の人事部「HRカンファレンス2015-春-」トップ講演者インタビュー> 中村壽伸氏(株式会社日本経営システム研究所)インタビュー

講演者インタビュー

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必ず結果が出る『目標管理』とは? 
~高業績人事のプロが語る-目標管理成功の秘訣-

中村壽伸氏 photo

株式会社日本経営システム研究所 代表取締役社長

中村 壽伸氏

目標管理の成功は二つの要素で決まります。一つは「目標」です。目標を見れば結果が出るかどうかは、すぐに分かります。一般的な目標設定方法は根本から間違っていて、結果が出にくいようです。もう一つは「進捗管理」です。実行力の無い人材に目標を持たせても計画を実行できず成果につながりません。でもご安心ください。誰にでも必ず実行できる方法があります。本講演では、明日からすぐに使えて結果が出せる秘訣をお話します。


―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。

中村:「正しい目標管理」を実践すれば、必ず良い結果が出ます。しかし、結果が出ないと言う企業は実に多いのです。その原因がどこにあるのか、多くの業績目標達成に貢献してきた当社の秘訣を存分に披露します。実は成功させるのに難しいことなど何一つありません。例えば、売上数字を目標に掲げている企業がありますが、この段階で何ら成果につながらないことが想像できます。売上数字を達成するには、顧客開発の成功を目標にする必要がありますが、高業績企業に共通するのは、成長力のある企業との新規取引に成功し続けることです。新たに取引をしたいと思う成長企業を明確にできれば、これからの仕事をどう進めて行くか、どう変えて行くかを具体的に考えることができます。

次に、目標は重要目標一つに絞ることも、高業績企業が実践している共通点です。「収穫逓減の原則」と言って、目標は少ないほど達成率が高まります。さらに、6ヵ月で一つの周期とするのは長すぎます。3ヵ月などのショートインターバルを単位にすることも、秘訣の一つです。加えて、売上は営業だけで生み出している訳ではありません。全社を挙げて顧客の事前期待を超える価値を提供して、高い評価を受けるために活動することです。そのためにも目標はチームで設定する方が良いのです。個人別の設定では、組織的な目標管理活動が成立しにくいからです。講演では、このような秘訣をたくさん披露します。どうぞお楽しみに。

―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。

中村:管理職のマネジメントが効かなくなったと感じることはありませんか? 現在の経営者層は「人はハングリーに働くもの」と考えている傾向があります。バブル崩壊後に入社した人は、40代半ばで管理職の主力ですが、好景気の経験がありません。15歳から28歳のゆとり教育世代は、これから7~8年にわたり新卒で入社してきます。2023年には、新入社員から35~36歳までがゆとり世代で占められます。このような事情を踏まえたマネジメントのやり方で、労働生産性は変わってきます。日本企業の優劣は、管理職の任免やマネジメントのうまさによって大きく開くことになります。どのように備え、今何をやるべきか。当社は、外部環境や社内風土を踏まえ、企業人材のモチベーション・労働生産性を真に高める人事制度構築・運用支援を通じ、人と組織を根本から活性化します。高業績・高労働生産性をもたらす当社の「組織・人事コンサルティング・ノウハウ」にご期待下さい。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

中村:経営目標の未達成が続くなど、困難な課題を抱えている経営層の方々、人事担当責任者の方々はぜひご参加下さい。管理職が育っていないからといって、目標管理で業績を向上させることは難しいとは考えないでください。必ず突破口があるのです。また、業績が好調な企業の経営層の方々、人事担当責任者の方々もぜひご参加下さい。業績が悪化する原因は、好調の時にこそ生まれやすいものだからです。どんな業績状況も、偶然にそうなった訳ではありません。業績を向上させた事例などもご紹介いたします。やはり秘訣があるのです。ご参加になる方々が本当に有益な講演だったと思っていただくこと――これこそが私の望外の喜びです。どうぞご期待ください。

講演者プロフィール
中村壽伸氏(なかむら ひさのぶ)
株式会社日本経営システム研究所
代表取締役社長
学習院大学法学部卒業、銀行勤務を経て現職。20名クラスの小規模企業を上場企業に育て上げた実績多数。高業績、高労働生産性を実現させる、組織・人事の専門家。近著「経営者は昇進・昇格人材をどのように見分けているのか」(日本生産性本部・平成26年6月出版)など、著書・専門誌への論文多数。

「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社アイ・キューの登録商標です。
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