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日本の人事部「HRカンファレンス2015-春-」トップ講演者インタビュー> 川内正直氏(株式会社リンクアンドモチベーション)インタビュー

講演者インタビュー

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時代を制する組織人事戦略

川内正直氏 photo

株式会社リンクアンドモチベーション モチベーションマネジメントカンパニー 執行役 カンパニー長

川内 正直氏

今、多くの企業が多様化・複雑化する人事課題に直面しています。企業が晒されている競争環境は激変し、個人の価値観やキャリアは多様化しています。企業と個人双方の持続的な成長を実現していく難易度はますます高まるばかりです。このような状況下では、組織人事戦略で勝つ企業が時代を制します。本講演では、今、経営企画・人事部門は企業をどう捉えるべきなのか、どんな役割を担うべきなのかをご紹介します。
(協賛/株式会社リンクイベントプロデュース/株式会社リンクアンドモチベーション)


―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。

川内:今、多くの企業が多様化・複雑化する人事課題に直面しています。そして、企業経営においては「事業戦略」だけではなく「組織人事戦略」の優劣が生き残りを左右する時代になっています。商品サービス市場で勝つための「事業戦略」はもちろん重要ですが、事業戦略を立案し実行する人材を「労働市場から調達できるか?」「優秀な社員を自社に惹きつけ続けられるか?」という「組織人事戦略」の重要性は高まるばかりです。

要は「社員に選ばれない会社は滅ぶ」ということでしょうし、商品サービス市場への適応に加え「労働市場への適応が企業の至上命題となる」時代であると言えます。この文脈において、企業経営における人事部門の重要性が高まる中、「いかにして企業と個人双方の持続的な成長を実現していくのか?」という問いに対し、適時適切な解を導き出していくことは非常に難しくなってきています。

私たちは、企業経営の普遍的テーマを「One for All, All for Oneの実現」だと置いています。この視点から今、経営企画・人事部門は企業をどう捉え、どんな役割を担うべきなのか、多様で複雑な状況を適切に認識し、適切な打ち手を構想するためのフレームワークやセオリーをご紹介します。

―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。

川内:特に分業が進んでいる大手企業では、「採用(人事採用部門)」と「人材育成(人事教育部門)」、「組織風土変革(経営企画部門)」などが独立した個別のミッションとして捉えられがちです。これらは本来、相互影響関係にあるシステムとして捉える必要があります。例えば、現在においては採用と育成の間の壁は無くなりつつあり、既存社員に対しても採用活動と同様の継続的な関係構築が必要です。私たちは、施策の「実効性」と、顧客から見たときの効果の「再現性」にこだわってきました。採用・人材育成・組織風土変革の全ての領域にワンストップで関わり、顧客企業の変革をご支援する中で、多数のプロジェクト経験から導き出した「企業(組織)の成果」と「個人の欲求」の同時実現・極大化を図るためのポイントを皆さんにお伝えしたいと思います。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

川内:企業として当然である「利益・成果の極大化」を図っていくことと、個人の内側に当然として存在する「会社にいいように使われる駒、歯車のようには絶対になりたくない」という欲求とのギャップは近年ますます大きくなっています。そして、優秀でパフォーマンスの高い個人ほど、キャリア的自律を求める傾向も強くなっています。事業のサービス化・商品ライフサイクルの短サイクル化と個人の多様化・流動化という時代背景を踏まえて、「どういうメガネで組織人事戦略を考えれば良いのか?」というセオリー・定石をお伝えします。

講演者プロフィール
川内正直氏(かわうち まさなお)
株式会社リンクアンドモチベーション
モチベーションマネジメントカンパニー 
執行役 カンパニー長
早稲田大学教育学部卒業。組織人事領域のコンサルタント・プロジェクトマネジャーとして顧客企業の変革を成功に導く傍ら、西日本統合拠点立上げなど、多くの新規拠点立上げに関与。グループ会社取締役を経て、現職。大学にてキャリア教育に関する講師を務める他、人事担当者やビジネスパーソン向けセミナー講演多数。

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