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日本の人事部「HRカンファレンス2015-春-」トップ講演者インタビュー> 観音寺一嵩氏(株式会社NRIJ)インタビュー

講演者インタビュー

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価格だけが交渉要件ではない!相手の協力を引き出すための交渉アプローチ手法とは?

観音寺一嵩氏 photo

株式会社NRIJ 代表取締役社長/認定コンサルタント

観音寺 一嵩氏

「長年、交渉を行ってきたが、自己流なので自信が持てない」「価格だけの交渉になりがちで、互いに後味の悪い結末になってしまう」等々。社員のこれらの苦手意識を解消し、ビジネス交渉で確実に成果をあげてもらうためには、体系的に交渉理論やテクニックを習得し、自身の交渉スタイルや強み・弱みなどを客観的に把握してもらうことが重要です。当日は、すぐに使える交渉アプローチ手法などを、ワークを交えながら学べます。


―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。

観音寺:「長年、交渉を行ってきたが、自己流なので交渉に自信が持てない」「価格だけの交渉になりがちで、互いに後味の悪い結末になってしまう」など、交渉実務のベテランであっても、多くの悩みを持っています。しかし、日本の多くの企業では、交渉とは難解で厄介なものであり、意思決定は経営陣や部門責任者だけが行うものと決めつけ、マネジャーや社員などに交渉を学ばせるという意識が欠如していたと思います。これは、会社の業績面から考えても、実にもったいないことです。

今回の講演では、マネジャーや社員が交渉場面に自信を持って臨み、確実に成果をあげられるようになるため、二つのポイントを中心に説明します。一つ目は、交渉を体系的に学び、社員個々人が自分の交渉スタイルや強み・弱み、交渉の進め方やテクニックなどを習得することができること。二つ目は、交渉要件は「価格」だけでないことを学び、互いに満足度や納得度の高い合意に結びつく、幅の広い交渉ができるようになること、です。交渉は、NRIJの研修で「交渉理論のフレームワーク」などを体系的に把握し、行動に移す習慣化技術を身に付ければ、確実に会得できるスキルです。

―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。

観音寺:当プログラムは、イギリスのPMMSコンサルティング・グループ(1970年設立)が、ビジネス現場における実践を通して開発した交渉プログラムです。世界60地域において高い評価を受けており、弊社は、2002年に同社からライセンスを取得し日本国内において独占的に『戦略的交渉力セミナー』を実施しています。

「信頼関係をベース」にした、日本人にも受け入れられやすい交渉プログラムですので、さまざまな業種・職種のクライアント様に採用されています。さらに、クライアント様から、実践的で効果があがるという高評価をいただいていることが、高いリピートオーダー率につながっています。弊社は、この12年間「交渉」だけに特化して、当プログラムのブラッシュアップに努めてきましたので、最も成果の上がる「交渉力セミナー」を実施できると自負しています。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

観音寺:交渉は決して難解で厄介なものではありません。今回の講演にご参加いただき、交渉理論のフレームワークなどを体系的に把握していただければ、そのことを理解していただけると思います。

また、交渉要件は「価格」だけではないことを認識し、交渉の幅を広げていただくため、ワークで「取引カードの創出」を行います。ワークを楽しみながら、まず、参加者の皆さまが交渉スキルを習得し、交渉の面白さを体感していただきたいと思います。皆さまの積極的なご参加を、心からお待ちしています。

講演者プロフィール
観音寺一嵩氏(かんおんじ いっこう)
株式会社NRIJ 
代表取締役社長/認定コンサルタント
中小企業診断士。経営コンサルタント。2002年、英国のPMMS社から『戦略的交渉力』ライセンスを取得。(株)NRIJを設立し代表取締役社長に就任。それ以降12年間、交渉力研修に特化し多くのクライアント(100社超、受講者4千名超)から高い評価を得ている。著書は『絶妙な交渉の技術』『戦略的交渉力』など。

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