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日本の人事部「HRカンファレンス2015-春-」トップ講演者インタビュー> 中川智尚氏(株式会社カケハシ スカイソリューションズ)インタビュー

講演者インタビュー

講演者インタビュー一覧

中小企業のためのインターンシップ手法
~時代が求めるクラウドリクルーティング~

中川智尚氏 photo

株式会社カケハシ スカイソリューションズ 代表取締役社長

中川 智尚氏

採用活動の流れが変わり、16年度はインターンシップを実施する企業が急増しました。弊社では大手から中小企業まで多くのインターンシップを手掛ける中で、中小企業がインターンシップを成功させる、外せないツボがあることがわかりました。16採用でうまくいかなかった企業、17採用で初めて取り組む企業の方々にご参加いただきたい講演です。発想を転換させてインターンシップを成功させてください。


―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。

中川:2016年卒採用では倫理憲章の変更により、リクナビやマイナビなどメガ媒体のオープンが3月に後ろ倒しとなりました。そのことで生まれた6月からナビオープンまでの9ヵ月間、多くの企業が優秀な学生と接触するために創意工夫を凝らしたインターンシップを実施しました。弊社でも大企業から中小企業まで多くのインターンシップを手掛け、成功させてきました。

しかし一方で、弊社にお問い合わせいただいた企業からは「インターンシップから内定があまりでなかった」「そもそも母集団形成ができなかった」「かけた労力とコストに見合わなかった」という悩みも聞こえてきます。採用活動早期の学生は、まだ特定の企業に明確な興味を持っているわけではありません。社会や企業への理解も浅く、イベントに来る学生も「就活本番に向けた練習のつもりできました」という人がほとんど。超人気企業でもない限り、さまざまな工夫をして学生の興味をひきつけなければ学生の志望度を高められません。

今回の講演は16年卒採用でインターンシップを実施したがうまくいかなかった中小企業、17年卒採用から初めてインターンシップを実施される企業を対象としています。中小企業がとるべきインターンシップ戦略、学生をひきつけるさまざまな工夫を、具体的な事例を交えながらご紹介していきます。一緒に17年卒採用を成功させましょう。

―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。

中川:これまで、のべ8000社の採用を成功させた実績があります。クライアントは、売上規模500億円以下の中堅・中小企業や、事業価値は高くても学生の認知が少ないニッチトップの上場企業が中心。そのような有名企業に比べて採用難易度が高い企業でも、アプローチの仕方次第でとても優秀な学生を採用することができます。

私たちの信条は、「自分たちが先頭に立って実践する」。ナビオープン前の学生との接触も、自社の採用活動を通じてさまざまな方法にトライしてきました。また、提案やアドバイスだけでなく、クライアントの人事の立場で、直接学生とも接してきました。どのような企業にどのような方法がマッチするのか? それぞれのメリット、デメリットは何か? 表面的なアドバイスで終わらない、実感のこもった講演をお約束します。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

中川:採用活動早期に動いている学生は、ただ優秀なだけではありません。イノベーター、アーリーアダプターと呼ばれる人たちです。そうした学生に採用の早期から自社の印象を残すことができれば、SNSなどを通じて周囲の学生にクチコミを広げてくれる可能性もあります。もちろん、その後の採用活動全体のブランディングにも大きな意味を持っています。

早期活動の重要性は感じているが、「コストと人件費が限られている」「16年卒採用で動いてみたが思うように学生と接触できなかった」「イベントやインターンシップの運営ノウハウがない」といったお悩みを解消する、実践的な施策についてお話します。

講演者プロフィール
中川智尚氏(なかがわ ともひさ)
株式会社カケハシ スカイソリューションズ 代表取締役社長
島根県生まれ、京都大学経済学部卒。88年リクルート社へ入社し、営業職として勤務。退職後ワイキューブへ入社し、03年より11年まで副社長として中小企業の人材採用コンサルティングを現場で指揮し、手がけた会社はのべ1000社を超える。経営者向けセミナー、各種学会での講師経験多数。2011年6月より現職。

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