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日本の人事部「HRカンファレンス2014-秋-」トップ講演者インタビュー> 矢吹 博和氏(株式会社ラーニングプロセス)インタビュー

講演者インタビュー

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クリエイティブな解決策を短時間で生み出す鍵、それは「合意形成」にあった。

矢吹 博和氏 photo

株式会社ラーニングプロセス 代表取締役

矢吹 博和氏

創造的な課題発見・問題解決プロセスである「視覚会議(R)」手法をご紹介します。新しい価値創造が求められている今の時代、経営層や人材開発の皆様には必見です。クリエイティブな問題解決で鍵となるのは、発想手法の強化ではありません。その前にビジョンやゴールの「合意形成」を行うことが不可欠です。それはなぜなのでしょうか?わずか50分の「合意形成」が、参加者のモチベーションとアウトプットを根本から変えます。


―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。

矢吹:イノベーション創出の必要性は、以前から繰り返し叫ばれています。しかし、考え方や他社事例ではなく、自分たちで実践できる具体的な手法やプロセスが紹介されたことはあったでしょうか? 最近は社内外のコミュニティーで、地域の未来や将来を対話するワールドカフェをはじめとしたイノベーション創出を目指したワークショップも多く開催されています。しかし、研修としては使えたとしても、社内業務でこの手法がどこまで活用できるでしょうか? 結論を求めない対話でメンバー間の関係性が構築できたとしても、業務課題は解決されないし、イノベーションも起こせない。本当に現場で必要なのは、ビジョンや解決策を創り上げたり、上司やメンバーを納得させる手法やプロセスではないでしょうか?

ワークショップの場が単なる研修やイベントの域から脱しなければ、いつまでたっても現場では使えません。短時間でできる仕掛けがないと組織の中では継続しない。進め方が標準化されていないと、組織の中に広まらない。イノベーション創出を絵に描いたモチやお題目のままにしてはいけないのです。本講演では「答えがないなら、創ればいい」というメインメッセージを掲げ、経営を巻き込んだ価値創造を実現するための具体的な手法とプロセスを紹介します。

―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。

矢吹:弊社は、視覚会議(R)という独自開発の「イノベーション創出のための問題解決手法」を専門に提供するコンサルティング会社です。具体的には視覚会議ファシリテーター派遣および養成、ワークショップ企画運営、イノベーション創出のための場づくりの導入コンサルティングを提供しています。

弊社サービスは、業種こそ製造業から製薬、サービス業まで様々な企業に導入いただいていますが、部門としては、研究開発、知的財産、品質管理、新規事業開発、経営企画部門などが多くなっています。どの部門にも共通しているのは、未来に向けての企画やモノづくり・コトづくりに関わり、新たな価値を創造する部門であるということです。「イノベーションを継続的に創出するための仕組みづくり」のサポートが当社の使命でもあります。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

矢吹:視覚会議を導入することで、「解けないと考えていた問題について、短い期間で成果を出し、行動に移すことができた!」という成功体験・成功事例を社内に創り出すことが可能になります。これがイノベーション実現の第一歩です。この成功体験・事例を横展開し、人財育成や風土改革に活かす仕掛け作りが、全社にイノベーション実現を広める鍵になります。

時間短縮や全員発言など単なる会議運営の改善や、ロジカルベースの会議ファシリテーション手法を望むのなら、この講演会はニーズを満たさないでしょう。解決すべき課題を持っている、方針が定まらないテーマを持っている、そんな事業部門長、経営者クラスにこそ、参加してもらいたい内容です。

講演者プロフィール
株式会社ラーニングプロセス
代表取締役
矢吹 博和氏(やぶき ひろかず)
株式会社ラーニングプロセス代表。視覚会議の開発者。見える化を活用した思考法、発想法、会議ファシリテーションのスペシャリスト。50分で合意形成させる視覚会議を、日産自動車、富士通、トレンドマイクロ他にイノベーションを起こす仕組みとして導入。NPO法人アイデア創発コミュニティ推進機構の代表理事。

本カンファレンスに関するお問合せ
  • 日本の人事部「HRカンファレンス」事務局
  • 〒107-0062 東京都港区南青山2-2-3 ヒューリック青山外苑東通ビル6階
  • E-mail:hrc@jinjibu.jp
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